サッカーは世界で最も人気の高いスポーツで、競技人口は全世界で2億人以上、ワールドカップともなれば期間中の総視聴者数は200億人を超えます。
また、本場ヨーロッパではリーグ戦も大人気で、人気チーム同士の対決では5万人以上もの観客がスタジアムに押しかけます。日本でここまでの観客が集まるのは代表戦くらいなので、その人気の高さが伺えるでしょう。
しかし、リーグ優勝のデータに目を向けると、どのリーグでも特定のチームが何度も優勝しており、毎年のように優勝争いが加熱するJリーグとは異なることがわかります。
例えば、日本でも人気のバルセロナが所属するスペイン一部リーグの2000年以降の優勝チームは、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、レアル・マドリード、バレンシアの4チームの名前しかなく、フランスやイギリスも2000年以降の優勝チームは4チームしかありません。
ドイツの2000年以降の優勝チームは他のリーグより1つ多い5チームですが、それでもJリーグの8チームには及びません。サッカーの技術的にはヨーロッパのリーグが圧倒的ですが、優勝争いの苛烈さでいえばJリーグのほうが上と言えるかもしれません。